ニシンはカドの事か?
早朝散歩⇒家を出ると路面が濡れている、雨と共に落ちた桜の葉がアスファルト舗装を彩っている。
過ぎゆく秋の風情と見るか、只のゴミと見るかは、人それぞれだ(笑)
そんな事を思いながら歩いていると、横尾山の斜面に
はノジギク(野路菊)が咲き乱れ、
山裾の公園にはノコンギク(野紺菊)が鮮やかな紺色を
見せている。
でもコノ花は五月頃にさく都忘れに何故か?似ている。
余談だが、似ていると言えば、イクラと筋子、 イクラは
卵巣膜から卵を外しバラバラにしたものを味を付けた
醤油に漬けたもの、筋子は卵巣膜に包まれたまま塩蔵
したもの。何方も鮭(鱒)の卵だ似ていて当たり前(笑)
蛇足をもう一つ。ニシン(鰊、鯡)の卵がナゼ?カズノコ
と呼ばれるか、数の子の文字を見れば小さな卵が固まっているイメージだ。でも、カズノコの語源は「カドの子」
古代、青森辺りにいた漁師はこの魚の事をカドと呼んでいた、だから其の子はカドノコなのだ。
鰊はアイヌ語で。漢字の鯡は魚にあらず、米と言う意味らしい、江戸時代、松前藩は米が取れないため海産物
を米の代わりに、幕府に納めていたことからこんな国字が生まれたとか?