満つれば欠ける。(-_-;)
早朝散歩⇒今朝も晴天、気温は17℃、山の小径の草花は少し強い風に吹かれてそよいでいる
あぁ~秋まっただ中だ。⇒空を見上げると三日月が儚げに朝陽を受けて、消え入ろうとしている。
お月様も「満つれば欠ける世の習い」か!月は満月になると次には欠け始め、やがて三日月となって行く、
物事は絶頂期に達すると、やがて下り坂になるのが、世の道理、こんな事は誰でも知っているのだが、
一度、権力を手にしたものは、何時しかこの道理を
忘れ?やがて、哀れな末路を迎えるのである。
たのだ。←哀れなものだ
こんなニュースを聞くと、何時も思う事だが、人間の
出処進退の鮮やかさで手本になるのが、
越(えつ)王勾践(こうせん)に、仕えた范蠡(はんれい)
だろう、かれは、呉の国を打ち負かした後、越王勾践が
引き止めるのも聞かず、さっさと、越の国から脱出し、斉の国へ行き、交易を始め、やがて巨万の富を築く、
その才を聞き知った斉王は、范蠡を宰相に任じようとしたが、これを固辞した。
家にあっては千金をもうけ、官については卿相となることは栄華の極みである。
だが久しく尊名を受けることは身のためではないと
云って資産を村人に分け与え、次には陶の国へ渡り、
一から商業活動などを行い、やがて巨万の富を造っ
たと言われている。←理想の人(*^_^*)
でも、初めから、満つる事もなく、欠けようもない、
オイラのように、地べた、を這いずり回って生きて居る者
には所詮、関係のない事なのかと、そんな?事を思い
ながら歩いていた。