青々と麦が。
早朝散歩⇒今朝は暖かくてとってもイイ天気だ。散歩道に咲く桜は今が見頃ですよと囁いている(^▽^)
背中から受ける朝の陽光が、短足オヤジの影
を作っている。でも!お日様の悪戯か背丈が長
く伸びている。(笑)
そんな自分の影を道連れに山の上のお地蔵さ
んの所までヤってきた。
お参りを済ませて、何時ものように、柵の手すりに捕まってスト
レッチをしていると、柵の向こう側に植えてある
麦が青々と元気よく伸びている、よく見ると実をつけた穂がたくさ
ん、顔を出している。麦か?麦といえば我々の様な釣り好きに
は、麦わらイサキが頭に浮かんでくる。この魚は骨が硬いが、
焼いてもお刺身にしても、美味しい魚だ。と言うことはコレから
が旬だ。それに麦といえば麦飯にトロロ汁も堪えられない。
50年ぐらい昔、東海道五十三次の20番目の
宿場で有名な鞠子宿で食べた薯蕷汁と麦飯の
美味しさが昨日のように思い出す。
それと、麦といえば、所得倍増計画を提唱した
池田勇人、元首相を思い出す、彼は「貧乏人は
麦を食え」と発言したばっかりに、言葉の真意を
理解されず、只、この言葉を捉えて野党議員や
マスコミの攻撃材料にされたものだ。←でも!その麦飯も敗戦後は口にできない穀物だったのだ。
今ではスローハット(麦藁帽子)を被り、冷たい麦茶を啜りながら、魚釣を楽しむ事が出来る世の中だ。
そんな夏も、ほどなくやって来る。な~んて、思いながら、歩いていた。