ローバの休日?

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 今朝も真っ暗な山道を歩きながらお地蔵さんの祠の所までやって来た。お賽銭を上げて、手のひらと手のひら
 
皺を合わせて、シアワセと元気にここまで来れた事に感謝する。
 
そこで踵を返しあるきだす⇒歩きながら、とうとうウマ年の始まりか、今年は全てがウマく行けば良いのですが、
 
そうは往かないのが世の中と言うものですよね? そんな事で、蛇足な様な気もするのですがにまつわる
 
お話をまずは「人間万事塞翁が」について昔、中国の北方に住んでいる異民族を「」といい、漢民族
 
大変恐れられていた。この話は胡の地と国境を接する城塞の辺りの話なのだ。この地に占術(占い)などに通じ
 
る老翁が住んでいた。ある時、飼っていた馬が突然、胡の地へ逃げて行ってしまった。それを聞き知った近所
 
の人が、慰めに来てくれた。ところが翁はいっこうに気落ちしている様子が無い。ところが数が月後に逃げた馬が
 
胡の良馬を引き連れて帰ってきた。すると今度は慰めに来てくれた人達が、良い馬をたくさん引き連れて帰って
 
来て良かったねとお祝いに来た。だが翁はこれが良い事とは限らないよと少しも嬉しそうではない。
 
でも翁なの家は良馬が増えて豊かになった。やがて乗馬の好きな息子が馬から落ちて股(もも)の骨を折ってし
 
まってビッコになった。それを見た村人がまた、慰めにやってきた。だが翁は、骨が折れた事が一概に不幸とも
 
イメージ 2言えないよと、気に掛ける様子も無い
 
その後、一年ほど経ったころ、胡人が国境を破って、
 
雪崩込んで来た、村の若者は兵隊に取られ殆どの若
 
者が戦死した。ところが息子はビッコのため、兵役を免
 
れて死なずに済んだ。  ←これが「人間塞翁が馬」の
 
顛末だ。そう、文字通り「禍福は糾える縄の如し」とはコ
 
ノことである。一寸先は闇、目先の出来ごとに一喜一憂
 
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するのも考えモノだ。ついでに、お馬の話をもう一つ、
 
これはご存じのように「衣食足りて礼節を知る」と言った
 
管仲の話だ管仲はご存じのように斉の桓公(かんこう)
 
に仕えた宰相だ。ある時、戦争に行くときは春であった
 
が、戦が済んで、帰路につくころには何時しか冬になり、
 
寒風に吹きさらされる山道を幾つも越えての行軍だった
 
が、いつしか道に迷ってしまった。各隊長たちは、あちら
 
でも無い此方でも無いと、途方にくれていると、管仲があっさりと、こんな時は年老いた馬が本能的感覚で道をさ
 
がしあてるものだと言って、老婆アッ違った 沢山いる軍馬の中から老馬を曳かせて来た⇒そうして老馬の手
 
綱を放すと、暫くそのあたりをウロウロしていたがヤガテ歩きだしたので、その馬の後に付いて行くうちに、もと来
 
た道に出る事ができ、無事に帰還することが出来たと言う話なのだ。←これが故事に言う「老馬の知」なのだ
 
いやはや老馬も凄いが我が家の老婆もようやりまっせ年末に良く働いてくれましたので、イタリアのローマ
 
へ老婆を連れて休日にと思ったのですが、←私は国内で十分です、出来ればクマモンを見て刺しでも頂きま
 
すかと、言いよった。そんな事で、お正月が明けたら、熊本へ行ってまいります。 な~んてね。