ノーが無くなりますか?
一昨日のネットや新聞に神戸市はJR三ノ宮駅の駅名の改称をJR西日本に申し入れたと言う記事が
載っていた。三と宮の間にある「ノ」の文字を取って「三宮」にして欲しいと云うことらしい。
すでにと言うか 私たちの子供の頃から阪急電車も阪神電車も「さんのみやえき」を「三宮駅」と表示していた。
なんで?JRだけ「三ノ宮」だったんだろうか???これはたぶんJRが国鉄とか省線などと呼ばれていた時代、
地方(県外)から来た人たちが「三宮」と表記してあれば、きっと「さんみや」と読み違いをするのでは?ないか?
なんて思い親切心で三と宮の間に「ノ」を入れた。こうしておけば「さんのみや」と、直ぐ読める(*^_^*)
阪急や阪神は地元の鉄道なので「ノ」が無くても「さんのみや」と読めると思って「ノ」を省略したのでは
なかろうか?、同じ事に「西宮駅」では3社とも西宮の間に「ノ」は入っていない、これは「せいみや」と読む人は
先ずいない、だって西宮は「恵比寿さん」の総本家なので、だれでも「にしのみやえびす」の事は知っている。
余談だが、「ノ」について受け売りを 鎌倉時代の農場主(坂東武者/武士)達は戦の時に名乗りをあげていた。
例えば、源平合戦の熊谷ノ次郎直実のように、祖父・平 盛方(もりかた)の平を名乗って平の次郎直実とは
言わなんだ。。自分たちの一族が「一所懸命」開墾した地所(土地)名を明らかにする事が重要だった。
その為に、一族が開墾した地所名「武蔵国熊谷郷」の熊谷をとって熊谷ノ次郎直実と「ノ」入りで名乗りをあげて
いた。これは京の朝廷から開墾した土地を、いつ取り上げられるか不安だったので、殊更アピールしていたのだ
時代が下って、木下藤吉郎や前田利家は木下の藤吉郎とか前田の利家とは名乗りを上げないのだ。
其れに話は変わるが、上州国定村の長岡忠治「国定の忠治」と言えばこの辺りを縄張りにしていた893。
勿論「清水の次郎長」は静岡県の清水の港あたりを縄張りにしていた博打うち(893ヤクザ)。
本名、山本長五郎が清水に「ノ」つけて清水の次郎長と名乗っていた。
これも熊谷ノ次郎直実と一緒で、この辺りがオイラの地所(縄張り)だと言い張っていたのだ。(笑)
今朝はそんな事を思いながらノータリン(知恵が足りない)のノブヤンは歩いていた。