台湾旅行 Part Ⅲ
4月16日最終日だ。何時ものようにキッチリと5時に目が覚める。ホテルの窓から下を見ると、路面は
光っているが、どうやら雨は止んだようだ。それではチョッと軽く散歩に出かけるか、家内に6時半に帰ると
告げて、、、ホテルのフロントへ、フロントマンに散歩に行ってきますと言うと、ホテル周辺の地図を出して
丁寧にポイントを教えて下さった。
ホテルを出る少し歩いて振り返ると、今回お世話になった台北花園大酒店(TAIPEIGADENHOTEL)が外灯越し
に佇んでいる。前を向くと 車道と 自転車専用道路、その右には広い歩道が区割りされている。
我が国の道路割より遥かに進んでいる。その国々の政治家や官僚の能力の差がこんなところにもキッチリと現
れているのか?歩きながら、横の通りへ目を移すと、環境局の作業員(女性)がリヤカーを引きながら清掃中、
観光客に不愉快な思いをさせない為に、細かい気配りがなされているのだ。
遼東百貨店↓
10分ほど歩くと、遼東百貨店だ、昨夜はここの地下食
堂街で、和食の焼き魚定食を頂いた(やっぱり和食は旨
かった)昨夜は食事の後、表に出ると雨が降って来た。
雨が止むまでコーヒーでも飲むかと、喫茶店へ、
美味しいコーヒーを飲みながら時間を潰したが、、、、
都合よく雨は止んでくれない、諦めてめて表に出る。
少し先にファミリーマートがある。
↓
そう言えば街中にはセブンイレブンとファミマ が7:3位
の割合で展開されている。どこを向いてもセブンイレブン
ばかり、コンビニは世界中を席巻しているのかと今さらな
がらビックリポン!
取りあえず家内が飲み物とガム等を買いたいと言うので
入店、商品を手にしてレジへ、 小銭入の財布から硬貨を
取り出して左の掌へ山盛り乗せて、ココから必要な
だけ取って下さいと言ってみる。若いお兄ちゃんは笑顔でワン、ツウ、スリ、と言いながら取って行く、、、、、
たったコレダケの商品でそんなに要るの?と思ったら一番小さい硬貨を三枚ほど残し、今度はレジの中から100
ドル紙幣とレシートを下さった。
彼は気を効かして両替をしてくれたのだ。素晴らしい、
思わず有難うと声が出る。すると若い店員さんはドウイ
タシマシテと、ニッコリ微笑んだ。←小さな親切、大きな
感動、嬉しいね(*^_^*)
昨夜はこのコンビニからタクシー(イエローキャブ)に
乗ってホテルへ帰りました。
イエローキャブ ↑
その遼東百貨店を過ぎて少し行くとビルの上の方に台糖
の文字が見えてきた。私たちの子供の頃、神戸には台糖
(台湾製糖)や名糖(名古屋製糖)の工場が有ったのだ。
台糖の文字が60年前の神戸の街並みを蘇らしてくれた
ようだ。今回の旅は親日家の多い台北を満喫できた事と
心配りが出来る、お兄ちゃんに巡り合えたことだった。
一期一会だね。。。。サヨウナラ台北