月光 。

イメージ 1

  目覚めてTVを点けると今シーズン最強の寒波が到来と伝えている。日本の上空は北極圏の上空と

 同じマイナス42℃と伝えている。何か早朝散歩に行く前から気が萎えてくる。

 でも、気を奮い立たせて歩くことにした。顔を洗って着替えを済ませ、生ゴミを持って家を出る。

 途中、生ゴミの様な親爺がゴミを捨て、横尾山に向かって歩いてゆく山道ですれ違う人たちは挨拶の後、

 判で押したように寒いですねと通り過ぎてゆく 山を下りて奥須磨公園の手前まで来た時、立ち止まって

 上を向きながらペットボトルの水を飲む、冷たい水が五臓六腑に染み渡る(笑)お酒じゃあるまいし。

 その視線の先には真ん丸いお月様が煌々と辺りを照らしている。

 分け隔てなく一隅を照らすとはこんな月を言うのだろうか?月光は人々を差別しないのだ

イメージ 2

  そんな風景を眺めながら歩いていると夜も明け、周りが明るくなってきた。ふと見ると道端の花壇に

  水仙の花か寒さの中で凛と咲いていた。