男盛りの芭蕉(*'▽')

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   突然の痛さに目が覚めた左足の脹脛(ふくらはぎ)が引き攣っているコブラ返りだ。

  関西では腓返り(こむら返り)の事をコブラ蛇に噛まれるとキッとこんな痛さだと想像してこのよに

  言うのだ 笑い事ではない。痛さに耐えてフクラハギを擦り、足首を上下させる。

  でも痛い、暫くそんな行為を繰り返していると、何とか痛みが和らいできた。

  原因は短い脚が掛け布団から出ていて冷えたのだろう。

  それでは朝風呂に入って温めれば楽になるはずだ。

  ゴソゴソと起きだし、お風呂のタッチパネルの追い炊き表示にタッチする

  暫くすると、お湯が沸きましたと電子音声が流れて来た♪~~~

  早速、お風呂へ、シャワーで身体を流し、湯船へ、目の前のタッチパネルには42℃と表示され。

  その隣には6:13分と時刻を知らせている。 湯船に身体を沈めていると

  何とも幸せな気分になって来た。。。先ほどの足の痛みも嘘の様に消えてきた。

  あぁ~朝風呂って好いなぁ~~~そんな事を思いながら目を閉じる。外は霧雨が降っている

  勿論、雨音は聞こえない。頭の中では雨に似合う紫陽花の花が浮かんでいる。

  だが、雨に似合うのはアジサイだけではない。だって芭蕉は『おくのほそ道』の中で
 
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  「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠んでいる景勝地の象潟(きさかた)で雨に遭い

  その雨と合歓の花を見ていると絶世の美女、西施が思い浮かんだのだろう\(^o^)/

  芭蕉も美女には興味があったのか。『おくのほそ道』の芭蕉と友の曽良の絵姿を見ていると

  老人が二人歩いていて色気の欠片もない だがこの時の芭蕉の年齢は45歳だったんだ。

  バリバリの現役だ。 楊貴妃でも西施でも来るなら来いと意気盛んだったのかも

  なん~て、シヨウもない事を考えながら朝湯を楽しんでいた