キューり (^^♪
朝刊の五国風土記には神戸の祇園さんの本殿前にキューりが奉納された写真が載っていた。
読み進んでゆくとキューりを包んでいる半紙に家族の人数と名前、性別、干支、年齢を書いて
夏を健康に過ごせるように祈るらしい。
なぜ?キューりを奉るの?
それはキューりを二つに切るとその断面が
御神紋の五つ木瓜に似ていることによる。
そのため祇園祭の期間中はキューりを食べ
ないと思いきや、キューりを斜めに切って御神紋に見えないようにして食べる?氏子のしたたかさだ。
エアコンや扇風機の無かった時代キューりを食べて夏を
過ごしたのだ。
以前、何かで読んだ記憶だが、キューりは何時、食べて
も冷たい触感があると、
そう言えば真冬に食べても冷たく感じるものだ。
平野の祇園さんか、二人の幼い娘に浴衣を着せて
お参りに行ったのは40年ほど前だった。
その頃は既に、市電は廃止されていた。昔は平野が市電の終点だった。懐かしい思い出だ。
そうそうキューりと言えば奇しくも昨日、蛇腹キューりを作って夕食の膳に上っていた。