藪から棒。

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  早朝散歩の帰り道、奥須磨公園の大池と皿池を隔てる小道までやって来た。

 大池の方には太い青竹が竹藪をなしている?諺には「藪から棒」とあるが

 これは突然!藪の中から棒を突きだされるとビックリすることから生まれた

 言葉だ。。。出し抜けに、そんな事を言われてもビックリポンと言う訳だ。

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 そんな事を思いながら反対側の。。。。。皿池の方を見ると、鷺が茂みの上に

 顔を出している。そう言えば詐欺もカタカナで書けば「サギ」だ。

 巷では毎日のようにオレオレ詐欺の被害を伝え聞く、この詐欺師たちは

 年寄など弱い者を標的に、なけなしの、金品を巻き上げる陰湿な集団だ

 ところが先日ニュースになったのは「積水ハウス」が西五反田にある旅館の

 跡地の土地取引を巡って「地面師」グループに約55億円をだまし取られた

 事件だ。。。その手口は、昔、映画になった ポール・ ニューマンと

 ロバート・レッドフォードが共演した『スティング』を思い出させる内容だ

 同じ詐欺師なのに大きな違いだ。

 鬼平犯科帳の盗人のセリフじゃないが「犯さず殺さず、 貧しき者からは奪わず

 という掟はオレオレ詐欺の小物には通じないか?盗人もピン キリと言うわけか、

 今朝はそんな事を思いながら歩いていた。