麦飯。
早朝散歩⇒今日は日曜日だ一週間に一度だけ横尾山の健康地蔵の祠に吊るし
てある風鈴の短冊(川柳)を取り換える日だ。
横尾山の麓まで来た頃には夜が明けて来た。 目の前には先週完成した真っ新
の階段手すりが、摑まって下さいと言わんばかりにシャンと伸びている。。。
早速、手を添えて息を切らしながらお地蔵さんの前まで登って来た。
振り返って、手摺を眺めながら蟻が10匹有難うとだ(笑)
お地蔵さんにお参りを済ませて、振り返ると広場の柵の外側に植えられている
麦の穂が青々と、、、元気よくスッと伸びている。何か元気を貰えそうだ。
子供の頃、麦飯と言えば食感がイマイチだったので嫌いだった。貧乏なのに(笑)
でも、山芋を摺り下ろし、出汁でのばした物を掛けて食べると、その美味しさは別
物だった。。。でも、近頃では健康ブームと言うこともあって、麦飯が見直されてい
るそうだ。よくよく考えてみると、食べ物の好き嫌いを言っている間は幸せな事だ。
終戦後の様に食べ物が無くなると、好き嫌いなんて論外だ。
ホントに飢えてみると、、、口に入る物は按摩の笛でもと思うものなのだ。
今朝は、そんな事を思いながら、麦の穂を眺めていた。