鬼の池(おんのいけ)

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明けて5月29日九十九島めぐり、観光船のドック入りの都合で早めの出発となる。

バスは7時30分にお宿を後にする。

あの「島原の子守唄」に出てくる、人買い(女衒・ぜげん)で有名な、オンノイケの久助どん、

縁(ゆかり)の鬼の池港のフエリー乗り場にあっと云う間に到着、フエリーが出港するまでの間、

ひなびた付近の風景を見ながら、この地方の貧しかった苦しい時代を其れなりに思い浮かべていた。

そうこうしているうちに、フエリーは鬼の池港を後にする、

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対岸の口之津港までは30分の船旅⇒この口之津の地名は司馬さんの「街道を行く」によると、

有明海の入り口の湊(湊は津)で口之津とある。地名とは上手く名付けていると納得。

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バスは口之津港に上陸⇒次の目的地、土石流被災家屋保存公園へ⇒この保存公園へ行くまでの間、

バスガイドさん、の歌う悲しげな節回しと情愛のこもった。島原の子守唄、この地方の貧しさや、

女性の悲しい宿命(さだめ)を語り部のように伝えてゆく、聞くうちに、目がうるうると翳む、

思わずガイドの目を盗んで、不覚にも目頭を押えてしまった。(-_-!)

★島原の子守唄
おどみゃ 島原の おどみゃ 島原の
ナシの木 育ちよ
何のナシやら 何のナシやら
色気ナシばよ ショウカイナ
はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ
鬼の池の久助どんの連れん来らるばい。←女衒(ぜげん・人買い)⇒久助の名で、泣く子を脅す、子守唄

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                               *山の色の薄い所が土石流の跡*

⇒バスは保存公園に到着、普賢岳噴火の様子は当時テレビで見ていたが、ここで見る

家屋の埋もれる風景は大震災を経験した私でさえも、胸が痛くなった。

⇒バスは昼食場所へ、昼食のメニューは、長崎ちゃんぽん、マーボー豆腐、シュウマイ

春巻き等、お味は?昨夜と今朝の美味しさとは、比べようがない?ゴメンナサイ(-_-;)

昨日のサンドイッチ弁当や、から揚げ弁当は、我が家で作って来たのは、正解と納得(^o^)

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⇒一路バスは鹿子前のハーバーへ港の駐車場に到着⇒バスを降りて、ブラブラしていると、

今回のメーンである「九十九島めぐり観光」⇒船名パールクイーン号が入港して来た。

添乗員さんが乗船手続きを終了させて、全員無事乗船⇒出港の銅鑼が鳴る、波止場で美女?が手を振る

遠くから眺める女性はみんな綺麗に見えるもの(^^♪夜目遠目傘のうち(*^_^*)

⇒パールクイーン号は200以上ある島々を巡って行く⇒ガイドは日本語と英語の案内をして行く。

⇒初めのうちは島の名前を覚えていたが?綺麗な風景を堪能して、下船した頃には、

すっかり島の名は忘れていた。ガイドさんゴメンナサイ(-_-;)年寄りはこんなもの(*^_^*)

⇒バスは今日のお宿、千里ケ浜へ、二泊目のお宿は、泉質が濁り湯の温泉以外これと言った、

コメントは無い(>_<;)下の写真は5月30日am5:00ホテル4Fの窓からの撮影。

このホテルについての評価は何とも?!朝曇り天気まで見方せず(>_<;)

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