北海道岬めぐり№3(納沙布岬)

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明けて4月18日今日も晴天、何時ものように5時に目が覚める。とりあえず、名湯の朝風呂を楽しむ、

サッパリとしたところで、朝食にはまだ、時間が有るので歩くことにする。

ホテルを出ると行き成り強い硫黄の臭気が漂っている、見ると小川に湯気を上げて硫黄泉が流れている、

さすが湯の町だなぁ~と思いながらながら歩いていると、左側に神社の鳥居が見える、近寄ってゆくと、

大きな大木が?(@_@。由緒書きを見ると推定樹齢300年のミズナラの木とある、この大木は川湯神社を

長い間、見守ってきたのか?その横には四方柱の中央に相撲の土俵が設えてある、あの名横綱大鵬関も

子供の頃、この土俵で相撲を取ったのか?などと思いながら、散策を楽しんでいた。

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朝食を済ませてバスはホテルの従業員に見送られながら次の目的地へ⇒少し走ってゆくと「異様」な

光景が?正面の山間から「硫黄」の煙が立ち上っているではないか?、←安物の駄洒落(笑)

ガイドさんは昔はここで硫黄を採掘していたと案内している。

バスは何の障害物も無い直線道路をひた走る⇒やがて、過っては日本一の透明度を誇った摩周湖に到着、

ガイドさんの説明によると、この湖は深さ214mで水の出口の無い湖なんですと、←(だから無口湖)

普通は湖の水は満水になると何処かの川へ流れ出てゆくものなのに、この湖には出口が無い不思議な湖で

すよと説明している。へぇ~←また一つ物知りに成ったぞ(^o^)伏流水となって何処かで出ているのだ。

摩周湖を見下ろす山上からは湖の美しさは勿論だが、反対側に見える斜里岳 (しゃりだけ1547m) の雪景

色も棄て難くじっと眺めていた。(^^♪

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バスは次の目的地へした走る⇒ガイドさんは流れるように案内して行く、直線道路の両側の酪農地帯につ

いて、戦後、世界銀行から融資を受けて開発したと云うのだ、

へぇ~世界銀行か1961~1968年までケネディとジョンソンに仕えた合衆国の国防長官ロバートマクナマラ

の事を思い出している。

彼はその後1981年まで長く世銀の総裁を勤めたことでも知られ、2009,7,7に逝去の報に接した時、

あぁ~一時代が終わったかと、昨日のように覚えている?、ガイドさんの案内から何の関係も無い、

カミソリ、マクナマラと言われたオッサンの事を何故か思い出してしまった。←ノー天気な親爺が(笑)

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バスはトイレ休憩をかねて風蓮湖(ふうれんこ)へ湖の風景は干潮の時間帯か?干潟には多くの人達が

ハマグリやアサリを掘っている、あぁ~何とも云えぬ湖の広さか?悠久の時が流れているとは・・・・

このことか?なんて、ガラにも無く、詩的なイメージが頭をよぎっている(^^♪

再びバスは第二の目的地、納沙布岬へ⇒雄大な大地が果てしなく続いているような景色を見ながらやがて

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背の高い納沙布燈台が視界に入ってきた、バスは駐車場へ、目の前に四島返還をイメージした

アーチ型のモニュメントが聳え。中央には「祈りの火」が絶え間なく焚かれている。

ガイドさんが案内する⇒向こう側に見えている貝殻島まで3,7km双眼鏡で見るとロシア兵の歩く姿が見え

る、中ほどで漁師が採取料を払って昆布を採っている?ロシアに対して何とも腹立たしい感情がこみ上げ

てくる(-"-)漁民で無い私が???この悔しさと憤りは何だろうか?血液がふつふつと煮えたぎる。(-"-)

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美味くも無いオプションの昼食を食べ、一息ついて心を鎮め、辺りの風景を見ると風も無く穏やかな

春の日和が潮騒ともに時を刻んでいるのかと?、タダ、納沙布岬の古い灯台を眺めていた。

バスは再び釧路湿原をひた走る⇒ガイドさんが言う、釧路湿原では枯れ草一つ採ってもダメだと撮って

良いのは写真だけ、←オイラの駄洒落を先に言われてしまった(笑)そんなことを言いながら

丹頂鶴について説明している、丹頂の丹は赤い色だと言うのだ。←その通だろう枕詞に「青丹よし」

と有るのは青は瓦、丹は朱塗り柱、各地方で丹生神社とか丹生と云う所が有るが過っては水銀などの鉱物

が取れた所だろう、丹生とは水銀の化合物の事で柱の朱塗りはこれなのだ。

そんな事を考えていると、ガイドさんが、ほれ、あそこに丹頂鶴が一羽いると、指を差している。

それを見てタンチョウナ風景ですねぇ~とつい言ってしまった(笑)すると彼女が上手いと返してきた。

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西の空を見ると夕日が山の彼方に落ちようとしている、そんな夕暮れを楽しんでいると間もなく

今夜のお宿、十勝川温泉ですよと言うではないか、程なく観月苑に到着、キーを受け取り、部屋へ入って

荷を解く⇒今日の疲れを名湯の露天風呂で癒し、凄い料理と言わないまま箸を進めて眠りに着いた(笑