北海道岬めぐり№4(襟裳岬)

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明けて4月19日5時前に目が覚める、タオルを持って朝風呂へ風呂場には誰一人いない貸切状態である。

十勝川を眺めながら極楽気分で湯を楽しむ、部屋に戻り着替えを済ませてホテルの付近を散策することに

する。少し行くと小鳥達が木々の上でサエズリ逢っている、すると突然鳥達が飛び立ってゆく?

見るとエゾリスが木から木へと飛び移って目の前までやって来た。遠来の客に挨拶をしているのか?何て

思いながらデジカメのシャッターを切っていた。

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散策を終えて4人で朝食バイキングへこの三日間で一番充実した、モテナシだ、料理もさることながら、

シェフが注文に応じて様々なオニギリを握ってくれるのだ(*^_^*)

嬉しい朝食を済ませて、バスは最終目的地、襟裳岬へ向けて出発⇒例によってガイドさんが様々な風景を

案内している→その中で筍の話しが出た、北海道には孟宗竹の筍が無いと言うのだ、そう言えば孟宗竹や

真竹の竹林を見かけない。北海道で筍といえば笹竹の「ねまがりだけ」だと言うのだ、このササダケを採

りに行くと面白いほど採れるらしい?夢中になって採っているうちに、方向がわからなくなり、笹薮から

出る事が出来ず、毎年、何人かのお年寄りが命を落とすらしい?

そんな話しをしながら車窓から見える農地が緑色に芽吹いている、殆どが麦畑なのだ、十勝の農家は一軒

で東京ドーム12個分ぐらいの耕地面積を持つと言っていた。

広大な農地を過ぎると道路端のアチラコチラニ「やち坊主」が見えるでしょ?丸いボールの形をした、

あの菅や葦の仲間の植物だと云うのだ、見るとゲゲゲノ鬼太郎に出てきそうな、気持ちの悪い形に見える

のだ。あの「やち坊主」何かの役に立っているの?と聞く、あの細長い葉っぱを鶴が巣作りに使うと云う

のだ、そか?何の役にも立ちそうに無い「やち坊主」がチャンと役に立っているのだと、改めて「荘子

の言う世の中には無駄なものが無いと言う説に納得してしまったのである。

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バスは右側に延々と続く日高山脈(120km)の白い山並みを眺めながら長い道のりを走り、やがて海が見

える風景に変ってきた⇒海岸端の多くのトンネルを次から次へと潜り抜けやっと襟裳岬に到着。

バスから降りる。岬特有のあの凄い風はなく、むしろ心地良い微風が潮の匂いと伴に頬を撫でる(^^♪

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あぁ~やっと来た(^o^)「襟裳の春は何もない春です」と言うフレーズの襟裳に(^^♪

本当にあるのは灯台と太平洋に突き出た岩礁が有るのみ?なのだ。。人はここに立つ時、己が人生の道程

を振り返るのだろうか?あれで好かったのだろうか?なんて、少し生意気な事を思い浮かべかけたが?

それも所詮ノブヤンの戯言かと只じっと海原を眺めていた。アルデベルチ、エリモ(さようなら襟裳)

再びこの地を訪れる事は無いだろうと思うと何故か切ない気持ちになってしまった<`ヘ´>

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バスは千歳空港に向かって走り出した、ガイドは言うこの地に昔、多くの鶴がいた、鶴は千年、亀は万年

と云われた事から千歳(千年)の名が付いたと説明をしている。←な~るほど(*^_^*)

車窓の風景は競走馬でお馴染みの日高の牧場が延々と続く~~~牧場(まきば)には「お馬の親子」が

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仲良くエサを食んでいる(^^♪そんな風景を見ながら~千歳空港に到着、ガイドさんの労をねぎらい(^o^)

別れを告げて、空港へ搭乗手続きを済ませる。一息ついて、四人が顔を見合す(笑)帰りにはヤッパリ、

北海道ラーメンでしょと意見が一致⇒ぶらぶら歩いていると義弟が目聡くインフォメーションカウンター

の美女を見つける、美味しいラーメンを食べるには地元の人に聞くのが一番と言うのだ。

近寄ってゆくと今風の顔のチッチャナお嬢さんが2人居る、味噌味はA店?塩味はB店、などと教えられ

結局、塩ラーメンを選択、程なく塩ラーメンがやって来た、まずスープを一口、旨い\(^o^)/麺は

チジレ麺でなかったが、北海道ラーメンを堪能して、⇒空港を飛び立った~~~~神戸空港に着陸

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イカーの駐車料金の手続きを済ませて、駐車場まで来ると雨がぽつぽつ落ちてきた。

最近の不安定な天気の中の4日間、最高の天気に恵まれた事に感謝しながら家路に着いた。お疲れ様(^o^)