寒中の中で管仲を想う(*^_^*)
早朝散歩⇒物凄い綺麗な満月を見ながら、山の中腹のお地蔵さんの所まで、やって来た。寒暖計を見ると
マイナス2℃、側溝の金魚もビニールホースから落ちてくる水の下で、ただじっと動かず集まっている。
そこで何時ものようにストレッチを済ませて又、歩き出す。
そう言えば夜中に目が覚めて飲む寒中の水は下戸の私でも最高に旨いと感じる季節なのだ。
寒中か?カンチュウから又々、違う方向に想いが馳せてゆく~あの「衣食足りて礼節を知る」と
言ったのは「管鮑(かんぽう)の交わり」で有名な斉(せい)の宰相、管仲(カンチュウ)なのだ。
蛇足ながら、管鮑(かんぽう)とは管仲と鮑叔牙 ( ほうしゅくが)の友情を指しての故事なのだ。
管仲、曰く私が若く貧しかった頃、鮑君と商売をして、何時も分け前を多く取ったが彼は欲張りとは
言わなかった、私の家が貧乏である事を知っていたからだ。また、彼の為にしてやった事で失敗をして
彼を窮地に陥れた事があったが、私を愚か者とは言わなかった。事には当たりハズレがある事を彼は
知っていたからだ。
若い頃、何度も出仕しては首になったが無能だとは言わなかった。まだ、運が向いていないことを知って
いたからだ。
戦の時も何度も逃げ出したが、それを卑怯だとは言わなかった。俺には年老いた病弱の母がいたことを
知っていたのだ。私を生んでくれたのは父母だが、私を知ってくれたのは鮑君だと、言ったとか(^o^)
管仲については色々とエピソードがあるのだが、またの機会にするとして、今朝は寒い寒中のなかで
何故か管仲の事を思い出していた。(*^_^*)
◆昨夜の献立。①大根と鶏肉の煮物。②ハタト瓜とベーコンのチャンプル。③味噌汁。他