夢は夜ひらく。(^^♪

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早朝散歩⇒気温5℃、樹木を潤すように小雨が降っている少し暖かくなってきた、せいだろうか?この雨も
 
悪くはない。そんなことを、思いながら奥須磨公園までやって来ると、白梅が小雨に濡れて、何とも瑞々しく、
 
耀いている。その白梅を見た瞬間!泉鏡花の小説「婦系図」の「別れろ切れろは、芸者の時に云うこよ」と
 
イメージ 2言った湯島の白梅の名セリフが浮かんできた。どうや
 
ら、オイラの記憶と云うモノは、何かを見たときにふと?
 
出てくるようだ(笑)例えば枝振りの良い松を見ると、
 
金色夜叉に出てくる「お宮の松」のように。
 
そうだ!金色夜叉(こんじきやしゃ)で思い出したが、
 
昔、「夢は夜ひらく」と云う歌謡曲が流行った頃。
 
ある人が大学生に「金色夜叉」を何と読むと聞いたとこ
 
イメージ 3ろ、「キンイロ ヨルマタ」と答えたそうだ。\(^o^)/
 
「夢は夜ひらく」を唄ったのは藤圭子さん(宇多田ヒカル
 
の母)だ。その歌の歌詞の中に「夜咲くネオンは嘘の花
 
♪夜飛ぶ蝶々も 嘘の花♪嘘を肴に酒をくみゃ~♪
 
夢は夜ひらく♪」と夜の蝶(水商売)の心情を歌った詩な
 
のだが、その大学生は金色と、お金を重ね合わせ、
 
その、金を手に入れるために、夜、又を開いたと解釈し
 
たと、云うのだ。(-"-) ←又々そんな白々しいことを(笑)イヤはや、小説家の尾崎紅葉も草葉の陰から
 
マイッタ、参ったと嘆いているだろうと、そんなことを思いながら、小雨の中を歩いていた。