わざわい地魚に?

 
早朝散歩⇒5時40分に家を出る⇒昨日の夕方に降っていた雨も、どうやら夜中に止んだようだ。
 
でも少し強い風が吹いている。ふと見ると緑色のパトロール実施中と書いた防犯の旗が煽られている。
 
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そんな朝の風に吹かれながら、奥須磨公園までやって来た⇒園内に入ると竹薮の笹が擦れ合いザワツイテいる
 
その根元には竹の子がニョキニョキとスラリと伸びている。←そう言えば近頃の子は足が長い(笑)
 
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そんな園内を、良い気分で歩いている。大池には鷺が羽を休め、合鴨が餌を探しながら水面で足を櫂にして動き
 
回っている。⇒そこを過ぎて、北の方に行くと、大きな池が二つ並んでいる。片方の池には水が満々と漲り
 
風に吹かれて小波が立っている。もう一つの池では、水が抜かれて工事中では無いか?
 
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その水が抜けた池を見たとたん「禍い地魚に及ぶ」と云
 
う故事が浮んできた。この話は春秋時代の宋の国の
 
話で、桓と云う人が罪に問われて、自分が大事にしてい
 
た宝珠をもって、逃げたのだが、王様はその宝珠を
 
何とか、我がものに、したいがために、臣下に命じて国
 
中を探し、桓を捕まえてきた。
 
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そこで、王は宝珠は何処だと、追求すると、桓は逃げる
 
途中、池に投げ捨てたと、嘘を付いたそうだ。
 
ところが、何が何でも、宝珠を我がモノしたい、卑しい王
 
様は臣下に命じて、池の水を抜き、池ざらいを、
 
させてしまったのだ。でも!当然、宝珠は出てくる訳がな
 
い  ワリを食って死んだのは、なんの関係もない池の
 
魚達だったのだ。その魚の事を思うと、安全です安全だと嘘を付きながら原発事故を起こし、ワリを食って死にそ
 
うな人達の事が、つい、頭に浮かんでしまったのだ。←政治家の言った根拠のない、安全の嘘がこの様な悲劇
 
を産んでしまったのだ。 と、悲しい、気持ちで、イケを眺めていた。イケ好かない親父がおや!痔か?