虫。♬
早朝散歩⇒今朝は昨日の雨が空気中の汚れを落としてくれたのだろうか?東の空を見ても、なんとも清々しい
気分である。 山道に入ると、草むらから、虫たちが秋の訪れを告げている。マツムシやスズムシも居
るのだろうか?虫の中には、あの中国の故事に出てくる「邯鄲の夢」から命名されたカンタンと言う虫もいる。
この虫は葉っぱの中を自分の体より少し大きめにくり抜
きその中に入って、羽を震わせ、葉っぱに共鳴させて鳴
き声をメスに伝えるのだ。虫と言えども、自分の子孫を
残すために様々な工夫をしているようだ(´▽`)
そうかと思えばコウロギも居るのだろうか?コウロギと
言えば、あの!映画、ラストエンペラーのオープニング
に幼少時代の愛新覚羅 溥儀(あいしんかくら ふぎ)が
紫禁城の中で虫籠から逃げ出したコウロギを追うシーン
は印象的だ紫禁城を虫籠に見立て自分とコウロギを置
き換えて、ドラマは展開してゆくのだ。←心憎いまでの
演出だ。それにしても、日本人は虫の音を好む民族の
ようだ。それが証拠に虫にまつわる慣用句が多くある。
例えば①虫の良い話をする。②虫の居所が悪い。
③虫唾がはしる。④虫も殺さぬ顔をして。⑤一寸の虫にも五分の魂。⑥虫の知らせ。⑦飛んで火に入る夏の虫
等と、限がない、そうかと思えば、あんな良い女がゲジゲジ親父と仲良しだ そうか?このような時のために
「蓼食う虫も好きずき」と言う慣用句もあったのだ\(^o^)/今朝はそんな事を思いながら歩いていた。