ホトトギス。

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早朝散歩⇒5時半に家を出る、外はまだ暗闇だ。日の出が随分と遅くなっている。山裾の公園に入った頃には薄
 
明るくなって来た、向こうの方から、年老いたご婦人がやって来る、すれ違う時に、お早う御座いますと、互いに
 
挨拶を交わす。こんな薄暗い時間帯の散歩は、バケモノでも出てきそうで怖くないのだろうか?小心者の私など
 
は、ちょっと気に掛かる。でも、このご婦人は、長いあいだ生きてきて、この世で一番怖いのは人間だと、知って
 
しまったから、平気なのだろうかと、思ってみた。⇒緩やかな山道を登り、お地蔵様の広場に着いた頃には、夜
 
はスッカリ明けていた。お地蔵様にお参りをして、左の方を見ると、ホトトギスの花が地味(控えめ)に咲いてい
 
る。でもこの花は、写真に撮ると中々、綺麗な色合いに映るのだ。そう!あの春にイイ声で啼く子規(ホトトギス
 
の胸の羽毛の模様が似ていることから、この花の名前が生まれたそうだ。
 
蛇足だが、正岡子規ペンネームの子規はホトトギスが鳴いている時の口の中が赤い事と自分が結核を患い
 
血を吐くことを重ね合わせて、自虐的にこんな、俳号を付けたのは有名な話だ。
 
そんな事でデジカメでパチリ撮ってみた。(写真上 ↑)