おくら?
早朝散歩⇒今朝は、いっぺんに冬が、やって来たような冷え込みだ、少し寒いせいか?身体にギュッと力が
入る。半袖のTシャツじゃなく長袖のシャツを着てくれば良かったのにと、後悔しながら歩いていると、道端に咲く
ススキの穂が季節が変わりましたよと、言わんばかりに、揺れている。ススキか!いにしえ人は、この花のことを
動物のシッポになぞらえて枯れ尾花と言ったりした。諺には「幽霊の正体みたり枯れ尾花」と言うのもある。
意味は夜、疑心暗鬼で眺めていると風になびくススキの穂が幽霊に見えたり、狐の尻尾に見えたりするが、近づ
いてみるとタダの枯れ尾花(ススキ)ということだ(´▽`)
そうかと思えば「秋の野に 咲きたる花を 指折りて か
き数ふれば 七種(ななくさ)の花」と万葉歌人の山上憶
良は指を折りながら、萩、ススキ、女郎花などと七草を
数えたようだ(´▽`)そんな事を思い出しながら、山の上
のお地蔵さんの所までやってきた。祠の横の寒暖計を
見ると、8℃を指している。冷え込んでいるはずだと、
改めて納得した。お地蔵さんにお参りを済ませて、東側
の花壇の所へゆくと、薄く黄色いオクラの花が綺麗に咲
いている。?
「銀も金も球もなにせむに勝れぬ宝、子にしかめやも」と
詠んだのも、山上憶良か?この綺麗な花のオクラは
サラダにして食べると美味しいのだが、おくらはオクラで
もオクラ違いか?なんて、今朝もアホな事を考えていた