雨樋!
早朝散歩⇒生ゴミの様なオヤジがゴミ袋をぶら下げて家を出たのが6時ジャスト、途中、ゴミ袋を捨てて、バス道
に沿って歩いていると雨がポツリポツリと降ってきた。 夜中に降っていた雨も上がり、もう降らないだろうと思
って傘も持たずに出てきたのにと、思っても、あとの後悔先に立たずだ。仕方がないのでバズ停の軒下に駆け込
み、取りあえず雨宿り。時間が勿体無いのでストレッチとラジオ体操をやることにした。。。。すると上手い事に
体操が済むと同時に雨は止んできた。(´▽`)
そんな事で何時ものコースを歩き、折り返し地点の所までやって来た。ふと!他所のお家の屋根を見ると、何故
か?雨樋(あまどい)が目に飛び込んできた。雨樋か?雨樋と言えば、いったい、誰が発明したのだろうか?
な~んて、下だらない疑問が湧いてきた。(´▽`)
と!言うのも「雨垂れ石をも穿つ」と諺にある通り、もし、
雨樋がなければ、瓦屋根を伝って、流れ落ちる、雨水は
地べたを、ボコボコにするだろう、昔、なにかの本で読ん
だ記憶が有るのだが、中国の寺院建築には雨樋がない
その影響で中国へ行った留学僧から、アイディアを取り
入れて、建てた我が国の寺院の建物にも雨樋がないらし
い。我が国に雨樋が取り付けられる様になったのは、た
ぶん、江戸時代からだろう、元々、藁葺きや桧皮葺の家
屋で有った我が国の民家は火事に弱い、江戸では火事
が多く、一旦燃え出すと、火の粉が飛び次から次へと藁
屋根(わらやね)に飛び移り、大火になることが多かった
そんな事で江戸の商人は瓦屋根に移行していったよう
だ。その中で、たぶん?卯建(ウダツ/延焼を防ぐ防火
壁)や雨樋が考案されたのではなかろうか?なんて、思ってみた。今朝、撮った雨樋の写真には樋(とい)から下
に落ちる水を筒(パイプ)ではなく、鎖状の金具に雨水を伝わらせて落とす工夫もされていた。これ等は、日本人
の遊び心か?なんて、思いながら眺めていた。