ケチとシミッタレ?
早朝散歩⇒今朝も桜の落ち葉を踏みしめながら、歩いている、落ち葉も風情が有るのだが紅葉した櫻葉は燃え
るように美しい。サクラと言う樹木は春と秋に二度も人々を楽しませてくれるのか?そんな事を思いながら、山の
上のお地蔵さんの所までやって来た。お参りを済ませ
て、風鈴の短冊を取り替える。今回の「土曜川柳」は
「本当に つまらないもの ありがとう」
もう一枚には「あのケチが 渡すと言うが 何だろう」と
言う句だったのだ。何時もながら、土曜川柳を考える人
達は面白い。そんな事を思いながら、山の階段を下り
ていたのだが、何故か?あのケチが!のケチと言う
言葉が気になりだしたのだ。似た、表現に「シミッタレ」と
言う言葉があるが、昔、読んだ本の中にはケチとシミッタ
レは大違いと言うのだ。例えばケチはムダを省いて金銭
を貯め、必要な時にポント!惜しげもなく使う人だと言う
のだ。今は都市計画のため八百八橋と言われた大阪も
橋の数は減ったが、御堂筋に架かる「淀屋橋」は、あの
有名な豪商淀屋が架けたことは、大阪の童なら誰でも
が架けたものらしい。 一方、シミッタレは貯めるばかりで、出し惜しみをする。例えば目に入ったゴミでも、
入った物は俺のものと言って、はばからない(´▽`)
もう一つ、ケチな人のエピソードを紹介しよう。Yさんが商工会議所へ行くためにタクシーに乗ってはしっている
と、知り合いのSさんも商工会議所へ往くためか?道路端に立っている。Yさんはタクシーの運転手にあの人も
載せてくださいと、お願いをする。するとタクシーはSさんの所でストップした。Yさんは車から降り、Sさんに会議
所へ往くのでしょと確認をして、どうぞ、どうぞ、と言って先に座席に付かせる(Yさんはこの時点で、タクシー代
が儲かったと思っている。だって、車から降りるときはYさんが物理的に先に降り続いてSさんが、タクシー代を払
って降りてくる)筈、ところが、Sさんは商工会議所の100m手前の信号を指差し、あの信号の所で止めてくださ
い、メガネ屋さんに寄って、新しく作ったメガネを貰ってから、往きます。後は近いし、時間もあることなので、ぶら
ぶらと、行きますからと、タクシーから降り、有難うと言って立ち去ってゆく。
Yさん!上には上が有るものだと、今日は負けましたと、観念したそうだ。←ケチとケチの攻防は面白い