火の用心

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早朝散歩⇒今朝は少し早く目が覚めてしまった為に、家を出たのが5時50分、外は、まだ真っ暗闇ではござん
 
せんか?そんな事を思いながら山のお地蔵さんの所までやって来た。まだ薄暗いのに高齢の女性が次々と訪
 
れ、お参りを済ませて去ってゆく若い女性なら夜も明けやらぬ時間帯に、こんな所へは決して来ない。だが!
 
イメージ 2女性も歳を重ねすぎると何も怖いものが無いようだ
 
そんな失礼なことを考えながら何時ものようにストレッ
 
チを済ませて、そそくさと山から降りてきた。
 
見ると交差点の所で消防車がサイレンを鳴らさず、
 
赤色灯のみを点灯させながらやって来る
 
あっ「レッドパトロール」か!これは平成17年から放火
 
や犯罪の抑制を目的に実施されるようになったんだ。
 
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朝早くからご苦労さま。その消防車を見ながら、なぜ
 
か?TVドラマの「鬼平犯科帳/火付盗賊改方」を思い出
 
したのだ。何時もあのドラマを見ていて思うことは、泥棒
 
にはいられても家屋敷は残るが、火事に遭うと何も残ら
 
ない、如何に火事は恐ろしいかと思い知らされるのであ
 
る。落語のネタじゃ~ないけれど火事見物に行ったのだ
 
が、タバコが吸いたくなったがマッチが無い仕方がない
 
ので、火事場の火を借りてタバコに火をつけた  何て笑い話もあるが、年末は慌ただしくて火事が多い
 
くれぐれも、火の用心なのである。←タバコ一本火事のもと。サンマ焼いても家焼くな。
 
蛇足だが、この「火の用心」と言う言葉で思い出させるのが「一筆啓上 火の用心 おせん泣かすな 馬肥やせ」
 
である。これは家康の家来、本多作左衛門が戦場から妻に送った簡潔明瞭な手紙の手本として有名だ。