お出汁の文化。

 
 早朝散歩⇒今朝も山のお地蔵さんの所までやってきた、お参りを済ませて、側溝を見ると氷がビッシリと張って
 
イメージ 1いる。その下には金魚が凍りついた様に動かない   
 
横の寒暖計を見ると-4℃だ。とにかく寒い、こんな時
 
は早く帰って温かい麺類を食べれば身体が温まり、
 
お腹も満たされるそんな事を思いながら歩いている
 
と、昔、東京へ行った時に「うどん」を食べた衝撃が今も
 
蘇る。当時(昭和40年頃)東京でウドンを注文すると、出
 
てきたのは真っ黒けの?ちょっと言いすぎか?とにかく
 
イメージ 2
 
醤油の濃い色が付いた、見るからに辛そうな、うどんが
 
出てきたのだ。とにかく、恐る恐る食べてみる、お味は醤
 
油のからさと僅かに昆布の味がする。その時の記憶が
 
今も引きずっている。
 
いま考えてみると、関西は「だし」の文化なのだ、例えば
 
「うどん県」と言われる香川県では瀬戸内海で豊富に
 
漁れる煮干を大量に使って「出汁」を取る。大阪や京都
 
では鰹節と昆布を使って美味しい、「お出汁」を作る。料理と云うモノは出汁が基本なのだ、西洋料理、中華料
 
理、日本料理など、予約が中々取れないお店は例外なく基本の出汁が美味しいのだ。ところが関東の人が初め
 
て関西に来て、お饂飩を見たときの印象は、みずくさそう?出汁の色が薄い!何だ!醤油を、ケチりやがて!!
 
と思うらしいのだ(笑)今朝はそんな昔の事を思い出しながら歩いていた。