道しるべ。
早朝散歩⇒家を出ると、今にも降りだしそうな空模様、でも傘も持たず歩くことにした。10分ほど歩くと山裾
の公園に入ってゆく⇒見慣れた「道しるべ」が立っている。何時もは何気なく見過ごして歩いているのだが、
今朝は何故か気になったので「道標」のことを考えてみ
た。道しるべとは、道路の辻や街道の分岐点に立てら
れた交通標識のことだ。←(分岐点とは追分のこと)
なんで今更、道しるべなのかと、言われるかもしれない
が、辻と聞けば「荒木又右衛門の鍵屋の辻」追分といえ
浮かんでくる。昔の人は、こんな道標を頼りに長旅をし
ていたのだ。ところが、最近は人工衛星のお陰でカーナ
ビなんて言う便利なものができ、誰でも簡単に目的地へ
行ける世の中になったのだ。
でも、人生の道しるべは、分かれ道に立つ石柱やナビゲ
ーションシステムではどうにも成らないのは言うまでも
ない。それなら、下駄を履いて飛ばしてみるか裏か表
か出たとこ勝負 いやいや、下駄がないので、スニーカーを飛ばして見ては、どうだろう?なんて今朝も
下らない事を考えながら歩いていた。