鶯の声(^^♪

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早朝散歩⇒昨夜の天気予報では今朝の6時には傘マークがついていた。でも、空を見上げると降りそうで降って
 
いない空模様だ。とにかく折畳傘を持って、家を出る⇒山の麓の公園まで来ると、前方の木の上で梅雨空を切り
 
イメージ 2裂くように鶯が大きな声で鳴いている。
 
朝早くから、ラブコールか(^^♪それにしても凄い迫力だ
 
そんな鶯の声を聞いていると、なぜか、「鴬宿梅」の
 
故事が浮かんできた。昔、御所の清涼殿の庭にあった
 
梅が枯れたため、大変悲しんだ村上天皇は代わりにな
 
る梅の木を探させた。
 
すると或る家に立派な梅の木があったので、その木を御
 
イメージ 3所に移し、植えさせた。帝は植え終わった梅の木を見に
 
行くと、枝に短冊が結んである?
 
不思議に思った帝は何気なくその短冊を見ると「勅なれ
 
ばいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へむ」と記
 
してあった。意味は=恐れ多くも帝のご命令ですから、
 
謹んでこの梅の木を献上いたします。しかしながらこの
 
梅を宿とする鶯が、また今年も飛んできて、私の宿は?と聞かれたら、どう答えればいいのでしょう、、、と云う見
 
事な歌が結んであった。帝はこの歌に深く感じ入り、梅の木に「鴬宿梅」と言う名をつけて、元の持ち主に返した
 
と、言う話なのだ。。。いゃ~~~短冊を結んだ人も人だが、その心を理解し、恥じ入り、その梅を返した。
 
なんて、なんか?人の心の機微を鶯に教えられたような、感じでウグイスの鳴き声を聞いていた。
 
なんか?鬱陶しい天気ではあるが、今日は良いことが有りそうな、気分になってきた。\(^o^)/