ザクロの実。
早朝散歩⇒今朝も梅雨空、独特の重たそうな雲が広がっている。少し歩いただけで、身体中から気持ちの悪い
汗が吹き出している。そんな散歩の帰り道、あまり通らない住宅街にさしかかると、少し高い塀の上に朱色を
帯びたザクロの実が人目を惹くように咲いている。
取りあえず近付いてデジカメでパチリ。
このザクロを見ると何故か?宝石のルビーが頭に浮か
び、次には頬っぺたの内側から唾が涌いてくる?
これは、きっと子供の頃、ザクロの実がはじけて、それ
を口の中へ入れた時の甘酸っぱさが、脳みそに焼きつ
いている為なのだろうか、要するに梅干しと同じようなも
のかと?思いながらタダ眺めていた。
その後の帰り道、道端の小さな公園に立ち寄ると、白い
半夏生の花が夏の訪れを告げていた。