ムク?
早朝散歩⇒今朝も行き交う人達の挨拶は、お早う御座いますと言わずに蒸し暑いですネと言い合って、通り過
ぎて行く途中で逢った、顔見知りの優しそうなオジサンが、例によって、ゴミを拾いながら近付いて来た。
御苦労さま暑いですねと、声をかける。
それにしても、けっこうゴミ(コンビニの弁当ガラや紙コッ
プ等)がビニール袋に入っていますねと、指差すと、
そうなんです、マーナーの良くない人が、居るんですと
笑いながら立ち去ってゆく。その後ろ姿を追いながら
デジカメでパチリ世の中には報われなくても、爽やか
な生き方が、できる人もいれば、その逆もある。
そんな事を思いながら折り返し地点の歩道橋のところ
までやってきた。 ふと!南側を見ると椋の木に緑色の
硬そうな実が沢山なっている。(写真一番上↑)
この実が熟して濃い紫色になると食べられる。その頃は
待望の秋だ。そんな事を思いながら歩いていると、真っ
白なムクゲの花が人目を惹いている。→ → → →
ヒョとしてこの花の名前の語源は仏語で言う無垢から、
来たのではないかと、思えるほどの白さなのだ。無垢とは、けがれのない純真なことだが、無垢から無を取ると、
ただの垢(あか)だ。でも?その垢を抜くと洗練された容姿に変身する。←これがアカヌケしてると云うことか
今朝は報われずとも清々しい人や、槿から無垢を連想したり椋の実が熟す秋を思い浮かべながら歩いていた。