ピーヒョロロロロ~~~

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 早朝散歩⇒今朝も奥須磨公園のウオーキングコースを歩いていると、ピーヒョロロロロ…と頭上でトンビの鳴き
 
声がする♪上を見上げると、彼らは羽ばたきもせず、大きな翼を広げ上昇気流に乗って舞いながら飛んでい
 
イメージ 2る?よく見ているとわれらの様な貧乏人と違ってバタバタ
 
としないのだ。見るからに悠然と舞っているそんなトン
 
ビを見ていると昔、親しくして頂いた東山組の社長(鳶の
 
親方)のことが、ふと頭に浮かんできた。
 
その人は小学校しか出ていないのだが物凄く読書家で
 
数字にも強く、男伊達も良いことからその業界では人望
 
のある人だった。
 
イメージ 3ある時、現場でその親方の足元を見ると周りに煙草の
 
吸殻が沢山落ちている(その頃は今のように煙草の事
 
はウルサク言わない時代)?
 
近寄って行き挨拶をする。互いに並んで高所で鉄骨の
 
組み立てをしている鳶職の様子を眺めている。
 
ところがその親方は引っ切り無しに煙草を吸っている?
 
それにしても煙草を良く吸いますねと、問うと親方が言う
 
には若い衆(鳶職)の仕事ぶりを見ていると危なかしくて怖いのだ!その怖さを紛らわすためにタバコを吸ってい
 
るとの答えだ。←最近では禁煙が当たり前になったが当時は、事務的に考え事をしている時は誰もがヘビース
 
モーカーだった。私などは自分のデスクの上に特別に換気扇を取り付けていた(^-^)
 
余談だが、鳶は昔から人々に親しまれてきたのだろうか?だって鳶につては色々な言葉がある。
 
例えば①鳶色の目とか②とび職(高所作業者)③とび口(消防の火消しに使用、写真右下)④トンビが鷹を産む
 
(平凡な親から優れた子が産まれる)  ④トンビに油揚げをさらわれる(大事なモノを横取りされる)
 
な~んて指を折ってみた。