火鉢と五徳(^-^)

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    早朝散歩⇒今朝は散歩のコースを逆に歩いてみた奥須磨公園の一番、東の出入り口を過ぎようとして、
 
ふと!右の方を見ると、寂しくなった花壇のところに、火鉢がポツンと据えてある?火鉢か、懐かしさのあまり、
 
デジカメのシャッターを切っていた。火鉢と言えば私たちの子供の頃は、家の中心にデンと据えられ、その周り                                                                      イメージ 3 に家族が集まって、手をかざし暖をとったものだ。
 
思いだすのはこの季節になると、火鉢の中の五徳の上
 
に金網を乗せ、その上で御餅を焼いてよく頂いたモノだ
 
それに、時々ミカンを焼いて食べていた。
 
そんなとき、お母さんがミカンを焼いて食べると貧乏に
 
なると変な迷信を口にしていた。←今、思うと焼きミカン
 
は良い香りがするし、甘さが増して、美味しかったのに
 
イメージ 2火鉢の五徳が出て来たので、五徳の戯言をもともと
 
五徳とは中国で考えられた五つの徳目のようだが、それ
 
は置く、我が国で言う「ごとく」は火鉢の灰の中に据えて
 
茶瓶(ちゃびん)などを乗せる三脚の輪形の台のことで
 
はじめは竈子(くどこ)と呼ばれていた。
 
ところが茶道が盛んになって来ると、今まで使っていた
 
「くどこ」を逆に、爪を上にして使う様になったとか?
 
そんなことから「くどこ」を逆にして「ごとく」と呼び、儒教に言う五つの徳目から五徳と云う文字をあてたとか??
 
これも、ヤッパリ、日本人の洒落好きが高じたものかと、そんなことを思いながら歩いていた。