歯のなき女(^-^)

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 早朝散歩⇒ 今朝は5時55分に山の上のお地蔵さんの祠の所までやってきた。何時ものようにお賽銭をあげ
 
て、元気にココまでこれた事に感謝して手を合わす 振り返って吾妻屋の方を見ると誰かが、寒暖計に懐中
 
イメージ 2電灯を向けて、わぁ~11℃もあると、声をあげている。
 
暖かい筈だ、すでに下着が汗で濡れている。
 
そう言えば今日は節分だ。だが!我が家では、娘たち
 
の都合で昨夜、巻き寿司を作って頂いた。
 
でも、今日は家内と二人で豆まきをする予定になってい
 
る。鬼は外、福は内と言いながら撒き、撒き終わった豆
 
は福豆となるらしい???
 
イメージ 3その豆を自分の歳の数だけ食べて邪気を追い払い、福
 
を呼ぶ。そう言えば、昔、八十婆さん豆噛む様に♪♪と
 
近所の親爺が歌ていた近頃は比較的、柔らかく豆を
 
炒っているが昔は焙烙(素焼きの、平たい土鍋)で炒っ
 
ていたので、歯の丈夫で無い年寄りはきっと難儀したこ
 
とだろう。歯と言えば年齢と云う文字からも寿命を表して
 
いる様な気がするのだが?
 
歯で思い出したが、昔読んだ本の中に、清少納言が「枕草子」のなかで、いい年をした「歯もなき女」が若い男を
 
夫にして、しかも妊娠してしまったと、いけずっぽく描写をしているくだりがあるらしい、今考えると、歯もなき女と
 
いっても、妊娠できるくらいだからタブン30代の女性だったのだろう、と!云う事は清少納言は20代のイケズな
 
娘と云う事になる。そのため、彼女は節分の炒り豆をバリバリ噛んで、妊娠をした「歯ぬけの女」を罵っていたの
 
かと、思うと、つい!ぷっと!笑いがこみあげてきた。←清少納言と言っても何か面白い姉ちゃんだなぁ~と想い
 
ながら、歯抜けのノブヤンは歩いていた