フトン&カマトト?
早朝散歩⇒今朝も山のお地蔵さんにお参りをすませての帰り道、少し西に向かって歩いていると、道端の側溝
の所でフランクフルトソーセージに似た蒲の穂(がまのほ)が揺ら揺らと揺れている(写真上↑)
1週間ほど前に、久しぶりにお逢いしたSさんが、言っておられた蒲の穂は、ココの蒲の穂を言っておられたの
か?Sさんが云うには、子供の頃、蒲団という漢字が読めないので蒲団をカバダン?と言っていた
何時の頃か忘れたが、これが蒲団(ふとん)と読める
ようになったとき、昔「ふとん」の中身にこの蒲の白ろっ
ぽい繊毛が使われていた事を知ったと言われていた。
それで、蒲団(ふとん)と言うのは、こんな文字が使われ
ている。←布団と言う文字は当て字らしい
そんな事を教えてもらって。又、一つ賢くなったような気
がしたのだ。 カマトトの蒲鉾 ↓
蒲の穂の繊毛 ↑
何時もは、蒲団といえば、ふとんが吹っ飛んだ。
どこへ~他所の垣根へ、塀(へ)~~~なんて、面白く
も無い駄洒落を言っているだけだが?今回の蒲団の話
は一寸ちがうようだ。
ついでに蒲について、知ったかぶりを、蒲に魚と書いて
蒲魚(カマトト)と読む、そう!知っているくせに、蒲鉾を
みて、これは魚で出来ているのか?と上品ぶって問う、例のお嬢様の事。蒲はカマ。。トトは魚の幼児言葉。
それにしても、この蒲と言う植物は面白い、因幡の白ウサギの治療に使ったのもコノ蒲の穂だ
勿論、鰻の蒲焼も。その昔は筒切りにして串にさし焼いたモノが鰻の蒲焼だったんだ。
上の写真のフランクフルトソーセージに似ていたようだ。
蛇足だがカマトトの蒲鉾も昔は魚のすり身に卵白を混ぜて、串に巻きつけて焼いていたらしい、竹輪の様に。