恤り .

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 早朝散歩⇒5時50分家を出る。路面が濡れている?夜中に雨が降ったのか?空気が乾燥気味だから、ある意
 
味、慈雨(じう)かもしれない、そんな事を思いながら、真っ暗な山道を歩いていた。
 
すると、夜中に読んでいた本の中に 恤り(いたわり)とルビを振った文字が出てきたのだ。
 
司馬遼太郎(著)項羽と劉邦(中巻p277)34年前に読んだ筈なのに、この文字を覚えていない
 
それにしても恤り なんてルビを振ていなければ読めない文字だ。
 
ふつう、労り はこの文字を使う、だが司馬さんは敢て恤り を使っている。りっしんべんに血と書く文字は、
 
心が血に染まるような優しさを顕しているのだろうか?そんなことを思いながら歩いていると、
 
今度は施す と言う文字が浮かんできた。施すとは富める者が弱者に対して優しさを持って物を与える事だ。
 
だが!我々、貧乏人に言わせれば上から目線を感じてしまい面白くない。
 
誰だって施す側に廻りたいのだ。←これが無い物のヒガミと言うものなのだ(笑)
 
だが!坊主の托鉢はそうではない。生活に必要な最低限の食糧などを乞い、信者に功徳を積ませる修行
 
させているのだ。けっして乞食(こつじき)では無いのだと胸を張る(笑)
 
今朝は柄にもなく、訳の分らぬ戯言をツイ喋ってしまいました。お許しあれ。でも施す側に廻りたいネ。