蛙鳴蝉噪が始まった。

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 早朝散歩⇒今朝は熱中症を避けるためチョッと早めに家を出た5時10分に、横尾山のお地蔵さんの広場ま
 
で、やって来た。広場の北側を見るとに朝顔の花が順番に咲きだしている。
 
元禄時代、加賀千代女(かが の ちよじょ)は、朝、井戸で水を汲もうとしたらアサガオが釣瓶(つるべ)の
 
ロープに巻き付いていた!ツルを切って水を汲んでも良いのだが、それでは何とも可哀想、そんな事でしかたな
 
く、隣のお家の井戸の水を貰いに行ったとか。 そこで詠んだのが「朝顔に つるべ取られて もらい水」いや
 
はや昔の人は心に余裕があて優しく粋だね
 
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そんな事を思いながら心に余裕のない親爺はまた、歩きだす毎年、この時期になると散歩道の林の中でムベ
 
アケビの仲間)を見かけるのだが、今年も生っているのだろうかと?目を凝らす。
 
あった2個なっている、別段とって食べる訳ではないが、季節を感じる果実だ。
 
そんなムベを眺めていると、少し先でセミが突然、鳴きだした。セミの初音(はつね)か?違うか??、
 
初音とは鶯が早春に初めて鳴く事をさす言葉だから、蝉の初音はおかしいか。
 
では!セミが初めて啼きだす事を何と言うのだろうか?この頃になるとカエルやセミが騒がしく鳴き出すので、
 
蛙鳴蝉噪(あめせんそう)が始まったとでも言うのだろうかと、噴き出す汗を拭っていた。あぁ~暑いよ~よ~~