青い空。
早朝散歩⇒家を出て10分ほど歩いて、立ち止まる。横断歩道を渡ろうと左右確認(指差喚呼)右を見て左へ
指を差す。スズメ百まで踊り忘れずだ(笑)。どちらの方向からも、車がやって来る気配はない
だが!左先の上空には飛行機雲が近付いてくる。慌ててカメラを出してパチリ。あっと言う間に頭上を過ぎて
行く、その機体を追うような形でもう一枚(それが上の写真)
カメラをズームにして分かった事だが、飛行機雲は4本だった。と言うことはボーイング747だ。
以前、知った事だが飛行機雲が2本ならボーイング767か777らしい?お金にならない豆知識だ\(^o^)/
そんな青空をキャンバスに長い尾を引く白い線は如何にも平和の象徴のようだ。
70年前、お父さんに肩車をしてもらって見た、風景は今でも忘れる事が出来ない。
あの日も暑い夜だった。アチラこちらで空襲警報のサイレンが鳴り響いていた。
父親の指さす方向には飛行機の群れ、次から次へと焼夷弾が雨のように降って行く、今思うと40ワットの蛍光
灯が青い光を放って落ちて行く風景を想像すればよい。だが!その焼夷弾が投下された所からは、ドラム缶
が破裂して、次から次へと夜空に舞いあがって行くのだ。その時、親父が云った、戦争は負けたよ
私の名を呼びながら、この光景をよく見て置くのだぞと言ったのが、今でも忘れない。
誰が何と言おうが戦争はダメだよ。な~んて思いながら青空を見上げていた。