ムベなるかな。
早朝散歩⇒家を出る前に朝刊(神戸新聞)を見ると、神戸市須磨区の横尾山、通称須磨アルプスの馬の背を
カラフルな服装でハイカーたちが列を作っている。そんな写真が載っている(写真上↑)
コノ馬の背では毎年、誰かが滑落して、ヘリコプターが救助のために上空を旋回している。
みなさん無事に山歩きを楽しまれることを願うばかりだ。せっかくの山歩きが死での旅路では洒落には成らない
からねそんな横尾山の中腹を今朝も楽しく歩いている。
↑ 横尾山の中腹、散歩道にある健康地蔵尊のある広場
先ほどの須磨アルプスへ上る通称、心臓破りの階段(200階段)の登り口から北へ約150m程の林の中では、
山栗がたくさんイガを付けている↑
現在、栗がタワワにイガを付けている、その近くではアケビの仲間、ムベが蔓を伸ばして樹木にぶら下がってい
る。どれも、秋の味覚だ。特に珍しいのはムベだ、遠い昔、天地天皇が老夫婦にどうすればそのように
アケビの仲間のムベ ↑
長寿でいられるのかと聞いたそうな、その時、この果実を差しだし、毎年、秋になると食べているので、健康に暮
らす事が出来ていますと云ったとか、これを食べた天皇は「むべなるかな/いかにもそのとおりだ」と云った事から
この果実がムベと呼ばれるようになったとか?そんな果実を見ながら今朝も気分良く歩いていた。