蜩とその日暮らし(^_-)-☆

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  今朝は5時ジャストに家を出る。山の麓まで遣って来たが、風も無く静かでセミすら鳴いていない。

 タダ静かなだけ、それでも奥須磨公園から帰るころには、蝉も目覚めたのか一斉に鳴きだした。

 いわゆる俳句の季語の蝉時雨(たくさんの蝉が鳴いているさまを時雨の降る音にたとえた言葉)そのものだ。

 そんなセミの鳴き声を聞きながら歩いていると数メートル先にセミが落ちている

 鳴きながら命を全うしてしまったようだ。命あるものは何時かは死ぬが、何か儚いもんだ、だからと言って長く

 生きていても、世の中の役にも立たず、人様に迷惑をかけ嫌われながら、高級車に乗り大手を振って

 生きる輩も居る????これなら蝉の方が未だマシか、蝉の中にはひぐらし)のように風情のある

 鳴声で人々の心を癒すものも居る。。。な~んて、その日暮らしのオヤジは思ってみた。