キンカン?
今朝も奥須磨公園へ向かって歩いていると、他所の御家の庭に金柑がたわわに実をつけている。
近寄って、よくよく見ると、まだ未熟だ果肉に青さが
残っている、完熟まであと少しか?
と思った瞬間、子供のころ、お隣りへ引っ越して来た、
よそのオバサンの事を思い出していた。
そのオバサン(40歳前後?)は歯が無かった。
何年かしてから、母にそのことを聞くと、あの人は中国から
帰国する時に、お金が必要になり身に着けていた貴金属
や最後には歯に被せていた金冠まで売って命からがら
帰って来たと言っていた。。。。そんな事で今朝は金柑と金冠が繋がってしまったのだ。
終戦後、大陸から帰って来た人たちは、筆舌に尽くし難い、苦難を経験されたのだと、今更ながら思って
しまったのだ。
そんな事を思い出しながら小松池の南側まで来ると、やっと白梅がチラホラと咲きだしていた。
春はソコまで来ているのかも(^^♪