縮緬雑魚。

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   早朝散歩⇒5時40分、家を出ると道路がビチャビチャに濡れている?先ほどまで俄雨が降っていたのか、

  この後も降ると嫌だから、とにかく傘を持って出発だ

  大通りまで来ると、山の端に煌々と有明の月が浮かんでいる。俄雨が空気中の埃を落とした為に

  月が綺麗に見えている(^^♪そんな月を観ていると、手に持つ傘が疎ましく、なんか損した気分だ(笑)

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  そんな面倒な傘を片手に横尾山の健康地蔵尊の祠の前までやって来た。南西の方向を見ると

 明石海峡鵜大橋が見えている。。。今この海域は数十年に一度のイカナゴの不漁に見舞われているらしい

 獲れば売れると調子に乗って、取り過ぎると必ずやってくる竹箆返し、 

 私たちの子供の頃は、鰊(ニシン)なんて誰でも買える安価な魚だった。

 鰯も然り。神戸港の岸壁へ行けば誰でも簡単に鰯は釣れた。だが、これも、ハマチや鯛の養殖用に獲り尽して

 今では獲れなくなっている。その為にいつの間にか鰯が高級魚になっている(笑)

 蛇足だがイワシ類(カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・シロウオ・イカナゴなど)の稚魚を食塩水で湯掻

 いて天日干し(今は急速乾燥)したものを縮緬雑魚(チリメンジャコ) と言う、イカナゴが不漁と言うことは、やがて

 チリメンジャコも高嶺の花となってゆく。。。

 縮緬は絹織物の事、、湯掻いた雑魚を網の上で天日干しすると、絹の縮緬模様に見えるらしい(^^♪