あずき島 partⅡ
大晦日の夕食は美味しいうえに量が多すぎた。その為、計らずも食べ残して
シマッタ だのに、これでもかと最期に「年越し蕎麦」が出て来たのには驚いた。
小豆島(しょうどしま)は香川県だから「年越し饂飩」かと思ったが、これは
私の思い過ごしだった。。。
明けて元旦、6時に起きて初風呂だ、大浴場には誰もいない。貸し切りだ
頭のテッペンから足の先まで念入りに洗って、湯船に身体を沈める。
あぁ~最高最高裁判所、これは我が家のクロックマン(しゃべる時計)の口癖だ
ゆっくりと初風呂を楽しんで、部屋に帰ると、TVにはお正月の定番か、誰かが
お能を舞っている。脳タリンの私だが良い雰囲気だけは伝わって来る。好い感じ。
窓を開けると目の前の山茶花と遠くに見える山の煙が好い情景を醸し出している。
思えば定年退職をした時に、ある人から、この後、何処へ務めるのかと問われた
が残りの人生と時間は誰にも売らず、自分のためだけに使うと宣言した。
すると、贅沢な、と言われたが、まさに贅沢な時間を過ごしている。有難いことだ。
好いお正月だ。。と思った途端、家内が今日の予定は如何するの?と言いている
すると娘たちが、今回の旅行はゴロゴロするのではと笑っている。
そこで、10時から近くの道の駅で餅つき大会が有るみたいだから、土産物を見る
序(ついで)に見学しましょうと言ってみたところ、賛成を得た。
そんな事で10時に道の駅へ行ってみた。すると、ぺったん、ぺたんとお餅を搗き
だした。二臼搗いて、お餅の中にアンコを入れて、配りだす。
そのお餅を椀に入れてぜんざいを注ぐ。これは美味しい
横にいた道の駅のスタッフに、ぜんざいの小豆(あずき)が美味いです。
流石に小豆島ですねと言ったら、皆さん有難うございますと大笑い。\(^o^)/
文字通り笑う門には福来るの一幕だった。