逃げた女房。
早朝散歩⇒今朝も奥須磨公園の小松池の畔までやって来た、見ると6時過ぎだ
と言うのに太公望が釣り糸を垂れている。
だ。太公望の語源は周王の祖父(大公)が探し求め望んだ人材だったと言われて
いる。ところが今日、私が言いたいのは、戦術家で優秀な政治家の話ではない。
い、だって「覆水盆に返らず」の故事を見ると、若い頃、仕事もせず、読書ばかりし
て稼ぎの無い「ヒモ」みたいな男だった。勿論、生活は妻が稼ぎ細々と暮らしていた
だが、それも、限界に達して後ろ髪を引かれながら家を出て行った。
ところが歳月がたち、呂尚は周王に見いだされ、数々の戦功を立て出世をする。
れてこぼす、勿論、水は地べたに落ちるこの水が元通り盆に返って来ればOK
だよと言ったとか?これが「覆水盆に返らず」の故事だ。
何とも底意地の悪い喩えだ。普通、情のある人なら、若い時の自分に恥じて、元妻
に心尽くしの品を与えて丁寧に帰すのが人の道では無かろうか?
な~んて、釣り人を(太公望)眺めていた。。。逃げた女と水臭い男の話だ(笑)