あしからず。
散歩道のソメイヨシノ桜は未だ咲かない、でもY小学校の裏庭に咲く山桜は
朝の柔らかい陽ざしを受けて綺麗に咲いている。
温かくなるとソメイヨシノも一気に咲きだすのだろう。。もう少しの辛抱だ。
そんな事を思いながら山裾の調整池の畔まで来ると、
子供達が池に入らないようにと「あぶない」と書いた標識がフエンスに貼り付い
ている。。。気温が上がると水が恋しくなって事故を呼ぶ
そんな池の淵を見ると葦(あし)と言うか葦(よし)が沢山しげっている。
同じ文字なのに葦(あし)と言ったり葦(よし)読んだり、難儀なことだ。
遠い昔、験を担いだ人たちが、アシは悪しきに通じ嫌なのでヨシ(良し)と
読ませたとか?余談だが、司馬さんの小説の中では琵琶湖で漁をする船頭
に言わせると、ヨシとアシは別物だと書いてある。
アシの穂の中身はスポンジ状の繊維が詰まっている。ところがヨシの穂の中は
空洞になっている。だから真夏の日除けに使う葦簀(よしず)は葦(ヨシ)の穂が
使われている。中身の詰まったアシでは重くて不向きなのかも。
そんな事で、考える人、ロダンも葦(アシ)からずと言ったところかも(笑)