浅ましい(-"-)
六月三日、目覚めれば外は雨、今朝の散歩はお休みだ。偶の骨休めと言ったところだそんな事を思いな
がら何時ものように起き出して、何時ものように新聞受けから、ポリ袋に入った新聞を取り出して、社長室(トイ
レ)へ新聞の一面には「年金情報流出」のことが大きく取り上げられている。←日本年金機構の連中はチャント
仕事をしているのか?
そんな事を思いながら新聞のページをめくって行く。すると7面に兵庫陶芸美術館、開館10周年記念特別展の
写真が写しださている。どの作品も名品ばかりか?門外漢の私など、その写真を観て何か?物静かで好い感じ
の壺だと思うだけだ。だが!写真の中に「閑居」と銘打った茶入れが目に止った。←世俗を離れて静かに暮ら
すことを意味しているのだろうか。
次に頭に浮かんだのは「小人閑居して不善を為す」という中国の故事だ。
我が国では八ちゃん、熊さんが、仕事もせず、閑(ひま)だから、酒を喰らって博打をうつ、挙句の果てに、
金が回らなくなって、悪事を働く。 まるで年金機構の個人情報を盗む輩と一緒なのだ。
ついでに言うなら「博打うちの擦り切れ草履」なんて云うのもあったけ
江戸時代の博打うち(怠け者の遊び人)は、大きな金銭を賭けるくせに、僅かな銭で買えるワラ草履を買わない
で、擦り切れた草履をはいていた。如何にもシミッタレた、姿なのだ。
こんな奴は形を変えて現代にもいるから、面白い。な~んて思いながら、新聞を眺めていた。