平和の配当
早朝散歩⇒曇天の中、なだらかな山道をゆっくりと登っている、そうだあの日も暑い日だったと
額の汗を拭きながら、思い出している。たぶん63年ぐらい前のあの暑い夏のことを?
逆算してみると、私が5歳、お父さんは33歳だったんだ、戦争が終わった次の年、疎開先でも
食糧難で、誰もが骨皮筋衛門(ホネカワスジエモン)と言った状態であった。
食べ物を手に入れる為に母の着物等をリュックに詰め、父に手を引かれ、二人で、伊勢の波切と云う
ところまで電車に揺られて、途中何処だったか知らない処で一度乗り換え、コットン、コットンと
揺られながら、米の買出しに行った、ところが欲しい米が無い、仕方なく、サツマイモと母の着物とを
交換して貰い帰路についた。
あの時農家のお母さんに貰った白っぽい芋飴の甘さが今でも忘れられない、(^o^)丿
農家から電車の駅まで何だか遠かったように記憶している、お父ちゃんお腹すいたよと云うと、
そうかと言って河原へ降りて行き、リュックを下ろして、中からサツマイモを出し、流水で芋を
綺麗に洗って二つに割った生の芋を父と二人でカジッタ、二人が顔を見合わせて、どちらも歯が黒く
なっていて大笑\(^o^)/いした事が昨日のように思い出す。
◆終戦後の辛くて嫌な思い出や、子供心に感じた人間の不条理など、伝えたいことは沢山有るが、
戦後の話をすると、又か?と子供達に嫌がられるので、こんな話しは、止めにする(-_-;)
◆あの頃、誰もが今のように、退職後、早朝散歩で良い空気をイッパイ吸って、朝風呂を楽しみ、
こんなブログで戯言を書くなどと、考えもしなかっただろう。
これも戦争の無い平和の配当なのだと、思い感謝するしか、しかたないだろう、アリガトウ(^o^)と?
昨夜の献立、①インゲンとベーコンの炒め物、②マグロの漬け、③ひや素麺、④枝豆
①のレシピ、材料(インゲン1パック。ベーコン80g。パプリカ赤、黄、各1/4。春雨30g)
調味料、中華スープの素小さじ1+お湯100cc.塩、コショウ、少々、ニンニク1・オリーブ油
作り方⇒春雨は熱湯に入れ戻してザルに上げておく、⇒ベーコンは1センチ角の細切り⇒インゲンは
筋を取り長いものは二つに斜めにきっておく⇒パプリカは乱切り⇒ニンニクはミジンギリ、
⇒フライパンにオリーブ油大さじ1強を入れニンニクのミジンギリも入れて弱火でニンニクの香りを
出し⇒ベーコンを炒めそこへインゲン、パプリカを入れ良く炒める⇒次に中華スープを入れひと煮たち
したら全体を良く混ぜ、⇒春雨を入れ、ベーコンの旨みと中華スープの旨みを春雨に吸わせる。
⇒塩、コショウで味を調えて出来上がり⇒器にこりつける。←春雨美味しいよう(^o^)丿
②マグロは食べやすくきって「カマタ醤油」とゴマ油を適当に掛けただけ、横は山葵だよ