田、畠、畑、?
早朝散歩⇒今日は一週間ぶりに横尾山の健康地蔵尊の風鈴の短冊を変えるためにやって来た。
するとYさんが待っていましたとばかりに、湧水を引いているホースが詰まって側溝の金魚が危機的
だと言うのだ。そんな事で、30メート程あるホースの中に専用のワイヤーを通して洗浄した。
そのあと短冊も変えて時計を見ると7時を少し回っている。けっこう時間が掛かってしまったのだ。
今日は奥須磨公園へ行かずに帰ることにした。
山を下ってY小学校の南側の歩道陸橋までやって来た。(写真上)
陸橋の上から学校の裏側の学習農園を見ると西の端には田んぼの稲がすくすくと伸びている。
その隣ではサツマイモのツルが蔓延っている(笑)
東の端には里芋と茄子が植わっている。
少し離れた所にはイチョウの木にギンナンが鈴な
りになっている。
実りの秋がやってくる。
そんな風景を見ていると、昔読んだ街道をゆく
(中国・江南のみち⑲司馬遼太郎著)に書かれたいたことが
蘇って来た。と言うのも、その中には中国では食物を植える地面の事を田と言う一文字しか無いと書
いてあった。我が国では、稲を植える水田が田んぼ、里芋やナスを植えるところが畠、そばなどを育て
る場所が畑と言う。だから畠も畑も我が国で作らてた文字と言うのだ。
畠は田が乾くと上の土が白くなる、だから田の上に白と書く。
と言うことは畑は山の斜面の雑草を焼き得た土地のこと。←雑草を焼くとそれが肥料に成ることを
経験上、農民は知っていたんだね。
余談だが、先日、TVの画像を見るまで、山焼きは上から下に向かって焼いてゆく
そんな事を私は知らなかった。無知だね(笑)。。。農民はこれも経験上、得た知恵だったんだ。
たぶんその昔、下から上に向かって山焼きを行い大火事に見舞われたことがあったはず
今朝はそんな事を思い出しながら歩いていた。